新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた準備が進められる中、文部科学省は、学校の体育館などを接種会場に使用したいと要望があった場合は、積極的に協力するよう全国の教育委員会に通知しました。
厚生労働省は、ファイザーが開発したワクチンについて、承認されればできるかぎり今月下旬から医療従事者に先行して順次、接種を始めたいとしていて、準備が進められています。
こうした中、文部科学省は厚生労働省からの依頼を受け、全国の教育委員会に対し、体育館といった学校施設や文化施設などについて、自治体から接種会場に利用したいと要望があった場合は積極的に協力するよう、1日付けで通知しました。
この中では、会場となる施設の本来の活動が可能なかぎり実施されるよう、ワクチン接種の担当部署との連携を求めています。
特に学校については児童生徒の教育活動に支障が出ないよう配慮を求めていて、特定の学校に長期間、会場を固定しないことや、近隣の学校と連携して教育活動を実施すること、多くの人が訪れることから感染防止や防犯の観点から動線や使用区域を明確にすることなどを促しています。
文部科学省は「ワクチンの接種会場の確保は重要な課題であり、児童生徒の教育活動に支障が出ないよう工夫をしながら、施設を利用できるよう協力をお願いしたい」としています。
からの記事と詳細 ( ワクチン会場で教育委に協力要請|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB )
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