熊本市は30日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する医療機関向けの説明会を同市中央区の市医師会館で開き、集団接種を担当する医師と看護師の派遣や、各医療機関での個別接種への協力を呼び掛けた。
住民向けのワクチン接種は高齢者(約19万人)から始まり、市は個別接種に加えて集団接種を検討している。
集団接種会場は各区の公共施設を想定。各会場での接種業務に当たる医師1人と看護師3人については各医療機関に協力を求め、派遣された人員によってシフトを組むという。補助業務を担当する医師や看護師は、民間業者への業務委託で対応する方針。
個別接種を巡っては、超低温での保管が必要な米製薬大手ファイザーのワクチンに対応できる「基本型接種施設」と、冷蔵で移送された小分けのワクチンを接種する「サテライト型接種施設」の連携で対応するとした。
また、接種予約に関する医療機関の負担を軽減するため、市は予約受付センターを設置する方針で「無料通信アプリLINE(ライン)の活用も検討中」と説明した。
説明会はオンラインを含め約970人が参加した。(園田琢磨)
からの記事と詳細 ( ワクチン接種へ説明会 熊本市、医療機関に協力呼び掛け | 熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞 )
https://ift.tt/3ramRtw
No comments:
Post a Comment