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Saturday, December 5, 2020

<白石・刈田ウイーク>七ヶ宿焼で町に活気を 地域おこし協力隊奮闘 - 河北新報

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<白石・刈田ウイーク>七ヶ宿焼で町に活気を 地域おこし協力隊奮闘

七ケ宿の風土に根差した陶器を制作する「無限陶房」

 七ケ宿町地域おこし協力隊の4人が陶芸で町の活性化に挑んでいる。地域の風土に根差した「七ケ宿焼」を手掛ける町内の「無限陶房」を拠点に、作陶や商品開発に励む。共に活動する地元出身の陶芸家氏家博昭さん(74)は「焼き物で町おこしをしながら若者の成長を手助けし、定住にもつなげたい」と思い描く。

 七ケ宿焼の看板ブランドは「東北炭流し」。町にゆかりがある京都の陶芸美術作家近藤高弘さんの助言を受け、白地に墨色の流れ模様で雪深い水源や炭焼きの歴史を表現した。マグカップ(1個3000円)などが人気を集めている。
 無限陶房が発足した2018年から協力隊として関わる新潟県出身の高橋竜太さん(32)は「全国のどこにでも焼き物がある中、特徴を出さないといけない。炭流しが考案され、方向性が決まった」と振り返る。
 七ケ宿町は良質な粘土と登り窯の燃料となるアカマツに恵まれ「焼き物に合った土地柄」(氏家さん)という。無限陶房は「東北炭流し」や素朴な焼き締めなど年間1万個程度の作品を制作し、県内外で展示販売している。
 新たな商品開発にも積極的に取り組む。製品デザインを担う名古屋市出身の石田浩康さん(25)は、アロマオイルの香りを拡散させるディフューザーを七ケ宿焼で作り、地元産の炭火で楽しめるようにした。「焼き物を入り口に七ケ宿が見える作品を考えたい」と意気込む。
 ともに陶芸家志望で、4月から協力隊員となった安藤玄太さん(29)=山形県朝日町出身=は「将来は日常で使う器を作りたい」と目標を定め、西山学院高OBの図所剛さん(24)=会津若松市出身=は「大自然の中で陶芸ができるのは楽しい」と充実した様子で語る。
 19〜27日には第2回「東北七ケ宿焼展」が、白石市の寿丸屋敷で開かれる。連絡先は無限陶房0224(26)8290。

2020年12月06日日曜日


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December 06, 2020 at 11:39AM
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