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Sunday, June 7, 2020

あしなが募金 SNS通じ協力訴え 街頭活動中止で総社の大学生ら:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞

山中さんたちが開設したツイッターの公式アカウント

山中さんたちが開設したツイッターの公式アカウント

「あしなが学生募金への理解を広げたい」と話す山中さん

「あしなが学生募金への理解を広げたい」と話す山中さん

 病気や災害で親を亡くしたり、親に障害があったりする子どもの進学を支援する「あしなが学生募金」の街頭活動が4月、新型コロナウイルスの影響で全国で中止されたことを受け、総社市の大学生らが会員制交流サイト(SNS)で募金への協力を呼び掛ける計画を進めている。多くの人に直接訴えられる機会だった街頭活動の代わりに自らの体験談などを発信し、理解を広げたい考えだ。

 募金による奨学金を運用する「あしなが育英会」によると、あしなが学生募金は1970年度から毎年春と秋に全国で開催され、2018年度は2回で計約2億円の浄財が集まった。今年4月の活動は100回の節目で、県内でもJR岡山駅など岡山、倉敷市の計3カ所で参加人数を増やす計画だったが、感染防止のため中止となった。

 あしなが学生募金県ブロックのリーダーを務める総社市の山中一希さん(20)=県立大3年=は、中四国地方の他の奨学生9人とともにツイッターの公式アカウントを開設。今後、読んだ人がコメントし、拡散できるようにして、ネット募金への協力方法や奨学生の声を発信していく。

 父親に障害がある山中さんは以前、街頭活動で声を張り上げていた時に、寄付してくれた女性からのどあめを手渡され「頑張ってね」と声を掛けられた経験がある。「応援してくれる人がいることを実感した」といい、ツイッターには、募金が金銭的な援助にとどまらず大きな励みになっていることなどを書くという。

 育英会によると、奨学金は18年度から返済不要の給付金を上乗せしたこともあって希望者が増え、受給者は17年度の4717人(県内68人)から19年度は6551人(同111人)に増加。街頭活動は募金を広く知ってもらい、継続的な支援に結び付けていく場としても重要だという。

 山中さんは「感染拡大の第2波があれば、秋の街頭募金活動もできなくなる恐れがある。SNSを使って自分たちの声を届ける活動に力を入れていきたい」と話している。

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June 07, 2020 at 04:02PM
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