米ロ首脳は原油市場を巡るエネルギー相の協議で一致した(2019年6月、大阪で開かれた首脳会談)=ロイター
【ワシントン=中村亮、モスクワ=小川知世】トランプ米大統領は30日、ロシアのプーチン大統領と電話協議した。米ホワイトハウスによると、両氏は歴史的な安値が続く原油相場を念頭に「エネルギー市場の安定」に向けて協力することで一致した。新型コロナウイルス対策に関しても20カ国・地域(G20)を通じて国際協調を進めることを申し合わせた。
ロシア大統領府の発表によると、電話協議は米側が提案して「長時間」にわたり行われた。原油市場の動向をめぐり、米ロのエネルギー相が会談することで合意した。新型コロナの感染拡大に伴う世界経済の減速に石油輸出国機構(OPEC)とロシアの協調減産の決裂が重なり、原油価格が低迷するなか、米ロ協議で落としどころを探るとみられる。
トランプ氏は電話協議に先立つ米FOXニュースのインタビューで「原油価格があまりにも安い」と不満を示した。協調減産を見送ったサウジアラビアとロシアを名指しして「気が狂っている」と痛烈に非難。国内のシェールオイル生産者を念頭に「ある産業が消滅してほしくない」と指摘し、原油安が米国内の石油産業に打撃になるとの懸念を強調した。
新型コロナの流行で原油需要が鈍るなか、3月末にはOPECとロシアなどによる協調減産の期限が切れる。原油価格の指標であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は30日、1バレル20ドルを一時下回った。
トランプ氏は19日、産油国の議論に「しかるべき時期に関与するつもりだ」と述べ、何らかの形で介入する可能性を示唆していた。ポンペオ米国務長官も25日、サウジのムハンマド皇太子と電話し、原油価格の安定に向けた方策を協議した。
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March 31, 2020 at 12:11AM
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米ロ首脳、原油価格安定へ協力で一致 - 日本経済新聞
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