Pages

Monday, February 10, 2020

古関裕而思い出の味...「幻の大福」再現挑む 福島・駒田屋本舗 - 福島民友

 福島市出身の作曲家古関裕而の思い出の味を―。福島市荒町の老舗菓子店「駒田屋本舗」は、古関が子ども時代に愛した"幻の大福"の再現に挑んでいる。ただ、大福を販売した店は既に閉店し、レシピの情報が乏しくて道のりは楽ではない。同店の渡辺浩光さん(53)は「菓子に携わる身として、古関さんの思い出の詰まった大福を作ってみたい」と意気込み、試行錯誤を繰り返している。

 「とてもうまい餅。昼休みによく買いに行った」。手掛かりは古関が63歳の時に県の外郭団体の広報誌で語っている記事。それによると、同市舟場町の国道4号から阿武隈川を挟んだ対岸の渡利へと向かう松齢橋のたもと(渡利側)に店があった。店名は「やのや」(漢字不明)、商品名は「矢の餅」(別名との情報もある)。

 昭和中期には閉店していたようで、古関は「平べったい大福の真ん中に、矢羽の形に切ったシソの葉が貼ってあった」と誌上で語っている。

 駒田屋本舗は市商店街連合会(市商連)からの依頼で大福の再現に取り組んでいる。古関がモデルのNHK連続テレビ小説「エール」が3月30日から放送するのを受け、市商連が今月14日から同市のチェンバおおまちで企画展を始める予定。

 再現した大福は、そのオープニングセレモニー(午後1時30分から)で先着50人にプレゼントされる。このほか29日にもプレゼントが予定されている。

 「形やあんの種類など分からないことだらけ」。渡辺さんは調理場で大福の再現に頭をひねらせる。覚えているという複数の高齢者から情報を集めているが、意見が分かれたりして、いまだ完成に至っていない。渡辺さんは「なんとか本物に近づけたい。ゆくゆくは古関が愛した名物菓子になれば」と語る。同店は大福に関する情報提供を呼び掛けている。連絡先は同店へ。

Let's block ads! (Why?)



"味" - Google ニュース
February 11, 2020 at 08:05AM
https://ift.tt/37f15ur

古関裕而思い出の味...「幻の大福」再現挑む 福島・駒田屋本舗 - 福島民友
"味" - Google ニュース
https://ift.tt/368WM3G
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment