こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。
寒い日、冷え込む夜は手間いらずの鍋がいい。というわけで今回の鍋は、旬の牡蠣の風味を活かしたウマ辛な牡蠣鍋。豆板醤と花椒を使ったHOTな中華鍋「麻辣牡蠣鍋」の美味しい作り方を紹介しますね。
ニンニクとショウガで香味豊かに仕上げ、辛さも加えたスープで体の中から温まりましょう。辛さアップ、痺れをプラスはお好みで!
魚屋三代目の「麻辣牡蠣鍋」
【材料】約2人前
- 加熱用むき牡蠣 8個
- 大根(皮をむいて5mmのイチョウ切り) 真ん中~葉に近い部分を3cm
- 白菜(食べやすい大きさに切る) 2枚
- 長ネギ(ななめ切り) 1/4本
- ニラ(みじん切り) 適量
- 白いりごま 適量
- ごま油 少々
- 花椒(パウダータイプ)、ラー油 お好みで
- ニンニク(みじん切り) 1片(10g程度)
- ショウガ(みじん切り) 10g
- 豆板醤 小さじ1~お好みの量
- 輪切り赤唐辛子 お好みの量
- 鶏ガラスープ(顆粒タイプ、中華スープでもOK) 小さじ2
- しょうゆ 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- サラダ油 大さじ1
- お湯 300ml
作り方
1. まずは牡蠣の下処理から。牡蠣は流水でサッと水洗いをしてボウルなどに入れ、
塩と片栗粉(いずれも分量外)をふり、優しくもむようにかき混ぜます。(牡蠣100~150gに対し塩小さじ1、片栗粉大さじ1が目安)しばらくすると灰色の汚れが出てきますので、流水で水が濁らなくなるまで牡蠣を洗います。
このひと手間で嫌な臭みが取れ、おいしい牡蠣が食べられます。鍋に限らず、牡蠣を料理する際は試してみてください。
2. フライパンにサラダ油を入れ、ニンニクとショウガを加えたら弱火で炒めます。
ニンニクとショウガが色付きはじめ、香りが出てきたら赤唐辛子と豆板醤を入れ、
炒め合わせましょう。
豆板醤は油で加熱すると香りと風味が上がるので、ひと手間ですがこの作業は大事になりますよ。
3. お湯に鶏ガラスープを加えて溶かし、フライパンに入れたら、
しょうゆと砂糖を加えてスープを作ります。
味を見て塩気が足りなければ、塩、もしくはしょうゆを足して下さい。
4. 鍋に大根、白菜、長ネギを入れ、
3のスープを加えて中火で加熱します。
5. 野菜に火が通りやわらかくなったら、
1の牡蠣を加え、
ニラを散らし、
蓋をします。
6. 3分ほど煮て蓋を取り、牡蠣に火が通ってふっくらとしていたら、最後にごま油と白いりごまを加えて完成です。お好みでラー油、花椒を足してください。
豆板醤は油で炒めて風味と香りをアップ
豆板醤、ニンニク、ショウガなどを油で炒めておくことで、スープに深みが出ます。ぷりぷりの牡蠣をその絶品スープでいただくのは、まさしく冬のご馳走です。
鍋に入れる野菜は冷蔵庫にあるもので大丈夫。キャベツ、チンゲン菜、小松菜などの葉物や、キノコ類、あとは豆腐を入れても美味しいです。
辛さ調節は豆板醤を増やすか(入れ過ぎると塩辛くなるので注意)、ラー油、もしくは粉唐辛子などを加えてみて下さい。お酢を少々加えても美味しいですよ。牡蠣の旨味が染み渡ったスープは感動モノなので、麺類、ご飯を加えてシメまで楽しんでくださいね。
ちなみに、生食用の牡蠣と加熱用の牡蠣の違いって?
以前お店で、「生食用の牡蠣は鮮度がいいもので、加熱用は生食できなくなったものなの?」とお客さまに聞かれたことがあります。じつはそんなことはなく、生食用も加熱用も鮮度に関しては一緒。生食用は、滅菌洗浄プールなどで2~3日ほど絶食させてから出荷したものなんです。
ただし、鮮度は同じとはいえ加熱用は絶対に生で食べないでくださいね。
作った人:魚屋三代目
本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。
企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍するブロガーをはじめ17,000名のお料理ブロガーが参加する日本最大級のお料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずや弁当、お菓子など100万件のお料理レシピを無料で検索できる。
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