【NQNニューヨーク=川内資子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸した。前週末比96ドル44セント(0.3%)高の2万8551ドル53セントと3日連続で過去最高値を更新した。中国による輸入関税引き下げが好感されたほか、航空機のボーイングなど個別材料を受けた買いが相場を押し上げた。
中国政府が23日、すべての貿易相手国に対して2020年1月から冷凍豚肉など859品目の関税引き下げを決めた。米国に向けて市場開放をアピールする狙いもあると受け止められた。前週末には米中首脳の電話協議したとも伝わっており、米中が貿易協議で歩み寄るとの期待を誘った。工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や半導体株など中国売上高比率が高い銘柄を中心に買いが優勢となった。
ボーイングが約3%上昇し、1銘柄でダウ平均を64ドル押し上げた。最高経営責任者(CEO)の退任を23日発表し、経営責任の明確化で主力小型機「737MAX」の運航再開が進むとの期待が強まった。アナリストが目標株価を引き上げたスマートフォンのアップルは上場来高値を更新した。
ナスダック総合株価指数は9日続伸し、20.694ポイント(0.2%)高の8945.649で終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は3日続伸し、2.79ポイント(0.1%)高の3224.01で引けた。両指数とも過去最高値を更新した。
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2019-12-23 22:00:36Z
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