JICA=国際協力機構の青年海外協力隊の隊員として広島から海外に派遣されるメンバーが広島市の松井市長らを訪れました。
このうちガーナに派遣される女性は、被爆の実相を伝えるため現地で「原爆展」を開催したいと意気込みを述べました。
1月から2月にかけて、広島県からは7人が青年海外協力隊の隊員などとしてアフリカなどの各国に派遣され、1年半から2年ほどボランティア活動を行うことになっていて、15日、広島市の4人が松井市長を訪れました。
このうちガーナに派遣される田川夏美さんは障害者を支援する活動を行います。
さらに田川さんは祖父母が20代のときに被爆した被爆3世で被爆体験を伝承するための研修も受けているということで、核兵器の恐ろしさや被爆の実相を伝えるため、現地で「原爆展」を開催したいと意気込みを述べました。
今回、海外に派遣される7人は広島県から「ひろしま平和貢献大使」の委嘱を受け、それぞれが原爆や平和に関することを現地で伝える取り組みを模索するということです。
田川さんは「祖父母が被爆者で子どもの頃から被爆体験を聞いてきましたが、年々被爆者の方々が亡くなっていることに危機感を抱いています。原爆展を開催して被爆者の方々の平和への思いを英語で伝えていきたいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 青年海外協力隊でガーナに派遣「現地で原爆展開きたい」|NHK 広島のニュース - nhk.or.jp )
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