韓国のユン・ソンニョル大統領は、訪問先のポーランドでドゥダ大統領と会談し、両首脳は防衛産業分野の協力のさらなる推進に向けて努力していくことで一致したと明らかにしました。
韓国のユン・ソンニョル大統領は、リトアニアで開かれたNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席したあと、12日からポーランドを訪問していて、13日、ドゥダ大統領と会談しました。
会談後の共同記者発表でドゥダ大統領は「ポーランドの兵器が韓国製に大きく置き換わっている。ただ、単に新兵器を買うだけでなく、ポーランドで生産することが重要だ」と述べ、韓国の兵器を自国内で生産するよう求めたことを明らかにしました。
これに対し、ユン大統領は、「ポーランドの韓国製の兵器の追加導入計画について協議した」と述べたほか、防衛産業分野の協力のさらなる推進に向けて努力していくことで一致したと明らかにしました。
隣国のウクライナに多数の戦車などを供給するポーランドは、ウクライナがロシアから長期にわたって侵攻を受ける中、兵器の調達能力の強化を進めています。
そうした中で、韓国は去年、ポーランドとの間で、戦車や自走砲などの兵器を輸出することで合意していて、契約額は1兆円を超えるとされています。
ポーランドは今回、ユン大統領を国賓級の扱いで招待していて、両国は今回の会談で、防衛産業をはじめとする協力関係を深化させていくことを確認した形です。
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