家庭や地域で出た生ごみをミミズに食べさせて処理する「ミミズコンポスト」を普及させる活動を、敦賀市と大野市に住む「地域おこし協力隊」の二人が始めた。ごみ減量などの効果が期待でき、敦賀市の博物館通りに今月下旬、地域の住民が利用できる共用コンポストを設置する。十八日には同市の博物館通りで、ミミズコンポストへの理解を深めてもらうためのワークショップがあった。
活動を始めたのは敦賀市の西山綾加さん(25)と、大野市の三浦紋人さん(28)。二人はそれぞれ、地元の地域おこし協力隊で活動。西山さんはウェブなどで地元情報を発信し、三浦さんは空き家の活用などに取り組んでいる。
敦賀市でのミミズコンポストに関連する活動は、西山さんが「地域で新しいことをしたい」と、ミミズコンポストの取り組みを進めていた三浦さんに連携を持ちかけて実現した。
ミミズコンポストは生ごみを焼却しないため、環境に優しい。ミミズのふんは堆肥に使え、資源を効率的に活用する「循環型社会」の構築にも有効とされる。
敦賀市の博物館通りに設置されるのは、縦八十センチ、横二十センチ、高さ二十センチの箱三個。箱にはミミズが各千二百匹入った土が入って...
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