[ソウル 17日 ロイター] - ウクライナ東部の一部を実効支配する親ロシア派「ドネツク人民共和国」トップのプシーリン氏は、北朝鮮の祖国解放記念日に合わせて金正恩朝鮮労働党総書記に祝電を送り「等しく有益な協力関係」を構築する意向を表明した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が17日に報じた。
北朝鮮は7月にドネツク人民共和国と、もう1つの親ロシア派「ルガンスク人民共和国」を独立国家として承認。両地域を独立国家として承認するのはロシア、シリアに続き3カ国目だった。
ウクライナは、これを受けて北朝鮮と断交した。
KCNAによると、プシーリン氏は祝電で、ウクライナ東部ドンバス地域の人々も77年前の朝鮮半島の人々のように「自由と歴史的正義を取り戻すために戦っている」と訴えた。
ドネツク人民共和国と北朝鮮との間で「双方の人民の利益に合致する等しく有益な二国間協力が達成されるという確信を表明する」とのメッセージだったとKCNAは伝えた。
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