ワークショップで改修体験
【与那国】人が住まなくなった空き家を民家として再生する企画に取り組む「与那国空き家改修のDIYワークショップ」(与那国地域おこし協力隊)がこのほど、町内の空き家で行われた。同協力隊が空き家再生に興味のある人らに呼び掛け5月にプロジェクトをスタートさせた。初回から4回目を数えるこのほど、参加者らが改修作業を体験した。
初回は壁にしっくいを塗り2回目は断熱材を天井に貼り付け。3、4回目が外壁にモルタルをぬり格子を造るなど手順に従い作業を進めた。講師や指導を行うのは地元の木工職人ら。プロの指導に参加者が自身の都合に合わせて体験することで自宅の改修も可能だ。改修技術を学びながら空き家を再活用することに参加者らは意欲的だ。
与那国島への移住をサポートする目的で空き家を改修して住居として活用するこの企画は、町企画財政課・移住定住コーディネーターの川本恵美さんが作業を段取りし進行している。
現在改修している空き家は嶋仲(祖納55番地)の田島家。約50平方㍍の建坪だが内外を改修後、まずは移住相談窓口の拠点、交流の場として使用する予定。調査で多少の修復で住居可能な家屋があることが分かっており、改修していく計画。
職場の仲間とともに体験作業に参加している清水拓さんは「教えたり教えられたりで和気あいあいやっている」と話す。作業は外壁のペンキ塗りやコテを握って盛り板からしっくいをすくい壁をなぞるなどを体験。ほとんどの人が毎回参加しており連日の改修作業が楽しいと話している。
問い合わせは町企画財政課・地域おこし協力隊へ。
(田頭政英通信員)
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
からの記事と詳細 ( 空き家を民家へ 与那国地域おこし協力隊 - 八重山毎日オンライン )
https://ift.tt/60l2h4S
No comments:
Post a Comment