年々認知度が高まっている様子がうかがえるSDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)だが、その実態はどうなのだろう? クロス・マーケティング(東京)は6月1日~2日の期間、全国の18~69歳の男女2,500人を対象に「SDGsに関する調査(2022年)」を実施した。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されてから今年で7年目を迎える。 目標は全部で17あり、その認知率(”名称も内容も知っている+ 名称は聞いたことがある)を最初に調べてみると、82%に達している。2021年に実施した調査では67%だったことから、この1年にさら認知度が高まった格好だ。名称と内容、両方を知っている人の割合は40%で、昨年より6ポイントアップしている。
17ある目標のうち、興味・関心がある分野について、SDGsを認知している人に聞いてみると、上位に入ったのは「貧困をなくそう」 (31%) 、「すべての人に健康と福祉を」(30%) 、「海の豊かさを守ろう」(29%)だったが、昨年よりすべての目標で興味・関心の割合は低下。一方で、 協力できそうな目標を聞くと、「海の豊かさを守ろう」(16%) 、「つくる責任つかう責任」(15%)、「ジェンダー平等を実現しよう」 (14%程度)と、いずれも目標に対して協力意識は低いようだ。
言葉としては定着しつつあるようだが、実際に協力するとなると、なかなか進まないのが現状といえそうだ。皆が自分でできることから協力すれば、世の中、もっと良くなりそうなのだが…。
からの記事と詳細 ( SDGsに対する認知度がアップ! 協力意識はいまひとつ? (2022年6月19日) - Excite Bit コネタ )
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