文字が書かれた木の札、「木簡」の研究について奈良文化財研究所は中国の研究機関と協力していくことになりました。
文字が書かれた木の札、「木簡」は県内では奈良時代の都、平城京の遺跡などから大量に出土し、当時、政治を行う際のメモ書きや連絡などのために使用されていたことがわかっています。
平城京などの調査を行ってきた奈良文化財研究所では木簡の研究をさらに進めるため、中国の政府系のシンクタンク、中国社会科学院の研究所と協力していくことになりました。
中国社会科学院の研究所は中国の木簡にあたる簡牘の研究が盛んで、日本の木簡は簡牘が元になっているとされています。
2つの研究所では、今後、研究成果や研究方法の共有、それに、人材育成などで協力していくということです。
奈良文化財研究所の本中眞所長は「漢字が生まれた中国と、漢字文化が独自の発展を遂げた日本の研究の交流のなかで、新たな発展が生まれることを期待しています」と話していました。
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