
【テヘラン=水野翔太】アフガニスタンで実権を握ったイスラム主義勢力タリバンは、配下の戦闘員らに対し、米軍協力者や崩壊した前政権高官らへの報復を禁じる通達を出した。違反者には刑罰も辞さない姿勢だが、徹底されるかどうかは不透明だ。
タリバンのムハンマド・ヤクーブ暫定国防相が音声で公開した通達によると、ここ数日、戦闘員らが故意に国民を殺害する事件が相次いだといい、「何人たりともそうした権利を有しない」と、関与した戦闘員らを非難した。
また、戦闘員が軍用車両を乗り回したり、政府庁舎で自撮りしたりする行為がひんしゅくを買っているといい、綱紀粛正も求めた。
一方、ロイター通信などによると、首都カブールでは24日、米政府への抗議デモが起きた。米国内にあるアフガン政府の資産の凍結解除を求めたもので、タリバンが市民を動員した可能性があるという。
からの記事と詳細 ( タリバン、米軍協力者らへの報復禁じる…政府庁舎での「自撮り」にも苦言 - 読売新聞 )
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