須賀川市出身で生まれつき目に障害がある芳賀優子さん(58)=さいたま市=が「目の不自由な人をよく知る本」の編集に協力した。視覚障害者の日々の生活スタイルや思いなどがつづられた本で、合同出版が今年1月に発刊。芳賀さんは「視覚障害を知らない人たちの思い込みや偏見を取り除きたいと考え、協力した」と話している。
芳賀さんは右目は光を感じる程度、左目は視力0・02弱だという。街で小学生に助けられた経験から、小学生にも伝わりやすい本を作りたいと考えた。
合同出版によると本は小学校3、4年生を対象に制作され、イラストや写真を多く掲載した図鑑形式になっている。当事者アンケートを実施し、その結果を踏まえて書かれている。芳賀さんは当事者としてアンケートに協力。日々の生活で困ったこと、工夫していることなど「ありのままの自分の経験が紹介されている」と話す。104ページ。4180円。全国の書店などで購入できる。
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