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Thursday, July 1, 2021

鳥取大山が入山協力金実証事業をスタート。集まった協力金は自然保護活動や登山道などの環境整備へ / Yamakei Online - 株式会社 山と溪谷社

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鳥取県の大山が入山協力金を募る実証事業を開始

鳥取県の大山では、自然保護活動や登山道整備などのために、入山協力金を募る実証事業を2021年6月4日から開始した。

大山隠岐国立公園内にあり中国地方最高峰である大山には、年間約6万人が訪れる。山中の避難小屋やトイレ、登山道・木道の維持管理・補修、携帯トイレの運用、植生保護・外来植物除去等の取組などを、地元の団体やボランティアの協力を得ながら、主に公費により行っている。それらの費用として年間約400万円が必要になるが、公費に依存する形では継続的な実施や新しい取り組みが難しい。そこで、登山者から協力金を募る入山協力金実証事業を6月4日から開始した。

協力金の収受は、大山に入山する登山者に1回500円を麓の施設(大山ナショナルパークセンター)と山頂の売店に置いている募金箱に任意で入れてもらう方式で、このほか年間を通して複数回登る登山者向けの定額支払い(年間パス)も用意している。集まった協力金は、自然保護活動や登山道等の環境整備、トイレの維持管理等の経費に充当する。この実証事業の結果等を踏まえ、制度導入に向けて検討を行う予定。

■実施概要

期間:2021年6月4日(金)~10月31日(日)
金額:登山1回につき500円(500円を超える額も可)、年に数回登る登山者向けに3,000円の定額支払い(年間パス)もあり
※中学生以下、国有林や登山道の管理者、工事業者、神事などの執行者、山岳パトロール、ボランティアなどは免除。
返礼品:記念カード(1回につき1枚)。3,000円の定額支払い(年間パス)の場合は梨の木キーホルダー
収受方法:募金箱(大山頂上避難小屋内及び大山ナショナルパークセンター1階に設置)に入れる。定額支払いの場合は大山頂上避難小屋売店、大山ナショナルパークセンター窓口に申し出る
詳細URL:https://www.pref.tottori.lg.jp/297817.htm

■お問い合わせ

大山山岳環境保全協議会(仮称)準備会事務局(鳥取県生活環境部緑豊かな自然課)
TEL 0857-26-7199 FAX 0857-26-7561
〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1-220
Mail midori-shizen@pref.tottori.lg.jp

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