菅総理大臣は、イギリスのジョンソン首相と電話で会談し、6月にイギリスで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議の成功に向けて協力していくとともに、世界の脱炭素化の達成に連携して取り組むことで一致しました。
菅総理大臣とイギリスのジョンソン首相の電話会談は、イギリス側からの呼びかけで、28日夜6時すぎから、およそ25分間行われました。
この中で両首脳は、6月にイギリスで開かれるG7サミット=主要7か国首脳会議の成功に向けて協力していくとともに、2050年のカーボンニュートラルへG7が団結して国際社会を主導し、世界の脱炭素化の達成に連携して取り組むことで一致しました。
また、新型コロナウイルス対策で、6月に日本と国際団体が共催する首脳級会合「ワクチンサミット」などを通じて、途上国への公平なワクチン供給のために協力していくことを確認しました。
さらに、菅総理大臣が、安全・安心な形で東京オリンピック・パラリンピックを開催する決意を伝えたのに対し、ジョンソン首相は開催を支持していると応じました。
そして、両首脳はイギリスの最新鋭の空母「クイーン・エリザベス」のインド太平洋への派遣で協力するほか「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
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