菅総理大臣は、4日朝、民放の番組に出演し、北朝鮮による拉致問題について、日米同盟の協力のもと、解決に向けて取り組む方針を今月16日の日米首脳会談で、確認したいという考えを示しました。
菅総理大臣は、4日朝、フジテレビの番組「日曜報道THE PRIME」に出演しました。
この中で、北朝鮮による拉致問題について「キム・ジョンウン（金正恩）総書記がいちばん気にしているのはアメリカだと思う。日米が一体で解決する方向に持っていくことが第1段階だ」と述べました。
そのうえで「日米同盟の協力の中で進めていくことを確認したい」と述べ、今月16日にワシントンで行われる日米首脳会談で、日米同盟の協力のもと解決に向けて取り組む方針を確認したいという考えを示しました。
また、首脳会談のあと、今月下旬には、バイデン大統領が主催する気候変動問題の首脳会合が控えていることから「日米が共同でけん引できるような会談にしたい」と述べました。
一方、東京をはじめとした「まん延防止等重点措置」の対象地域の追加について「あらゆる可能性を見ながら、取り組んでおり、具体的にどこということではなく必要であればちゅうちょなくと思っている」と述べました。
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