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丸川珠代五輪相が12日、閣議後会見を行った。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京五輪の観客数上限について、「決断はできるだけ遅くする必要がある。5月か6月に起きることも考慮し、ドアを開けておく必要がある」と発言。IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)、大会組織委員会、政府、東京都が参加した3日の5者協議では4月中の判断で合意していたが、結論先送りの可能性を示唆している。丸川五輪相は「どういう趣旨でおっしゃったのか、伺ってみないと。(観客数上限を)いつ決めるかについても調整が必要になるかもしれない」と困惑した。
また、バッハ会長は東京五輪と来年2月の北京冬季五輪の参加者向けに、中国オリンピック委員会から新型コロナウイルスのワクチン提供の申し出があったと明らかに。国際組織を介しての提供か、既に中国製ワクチンに関して協定を結んだ国には直接の提供となるというが、開催国である日本側への事前説明はなかった。
丸川五輪相は「(中国ワクチンについて)事前に伺っていない」とし、「この大会(東京五輪)はワクチンを接種しておいでにならなくても、安全に受け入れられる総合的な感染症対策を取る。ワクチンの接種は前提としない」と従来からの見解を述べた。
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