● 旅につきものの 片づけの憂鬱さ 秋の行楽シーズン。Go Toトラベルキャンペーンの対象地域が全国に拡大したこともあって、この秋は、旅行の計画に胸躍らせている人も多いのではないでしょうか。 さて、旅といえば荷造り、そして帰宅後の片づけがつきものです。楽しい旅行が終わった後に残る「片づけ」が憂鬱…という人も多いことでしょう。私も、掃除や整理収納のコンサルで一般のご家庭を訪問した際に、旅行カバンやレジャーグッズの片づけが中途半端な状態で残っているのを何度も目にしてきました。 後始末の中途半端なものが部屋に残っているせいで、「ああ、片づけないといけないのに…」という思いに苛まれるのでは、せっかくの楽しい旅の後味も台無しです。 旅行カバンの後片づけの先送り癖は、どうしたら克服できるのでしょうか。 実は、旅の後片づけが先送りになるのは、その人の性格・性質に問題があるからではありません。旅行中の様子を聞いたり、家の収納の様子を見たりしていくと、いくつかの共通点が浮かび上がってきます。今回は原因別に、3つの視点から「旅の後始末・先送り癖の撃退法」を紹介していきます。
● 旅の後始末・先送り癖撃退法（1） 片づけの役割分担を見直そう 家族旅行では「誰か1人に家族全員分の荷造り・後始末の責任が偏っている」ケースが多く見受けられます。みなさんのお宅ではいかがでしょうか。荷物管理の効率を考えた結果、そうなったのかもしれませんが、現状うまくいっていないのであれば見直す価値はあるはずです。 例えば、小さなお子様以外は「1人1カバン」で荷造りと後始末を担う形に、責任を分散してみましょう。 そして、あなたの役割は、片づけの「プレイヤー」から「リーダー」へシフトさせましょう。「洗濯物はここに集めて」「ゴミはここに出して」などと号令をかけて、全体をコントロールするのです。 これまでずっと、荷物管理を丸ごと1人で引き受けていた場合、家族は支度・後始末してもらうことに依存しきっていますから、最初からうまくはいかないかもしれません。 しかし、長い目で見れば、良いことも多いもの。 「自分以外の家族の荷物の管理」が手離れすると、旅先で一向に荷物をまとめようとしない家族にイライラ、ピリピリすることも減って、あなた自身ももっと旅を楽しめるようになるはずです。
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October 04, 2020 at 04:01AM
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旅行カバンの後片づけ、先送り癖を直す3つのポイント（ダイヤモンド・オンライン） - Yahoo!ニュース
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