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東京地下鉄(東京メトロ)と都市再生機構(UR)は28日、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」(東京・港)の建設現場を報道陣に公開した。日比谷線の新駅設置は全線開業以来、約56年ぶりとなる。東京メトロは東京五輪・パラリンピック開催前の供用開始を目指す。
虎ノ門ヒルズ駅は2016年2月に着工し、現在の土木工事の進捗率は8割程度だという。建設現場では、掘削作業とホームの設置を並行して進めていた。1両20メートルの7両編成で運行する日比谷線の新車両に対応するため、長さ145メートル、幅3~5メートルのホームをつくる。
大会前の開業時にはホームと改札を設置し、銀座線虎ノ門駅との連絡通路も利用できるようにする。開業後も駅周辺の再開発ビルと接続する工事を進め、22年度の最終完成を予定する。
東京メトロの担当者は「駅ありきの街ではなく、街と一体になった駅づくりをしていきたい」と語り、都市開発と連携した新駅設置に向け意気込んだ。
2019-08-28 07:39:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49100390Y9A820C1L83000/
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