二本松市の渡辺龍馬さん(37)=会津若松出身=と妻史子さん(35)は、夫妻で市地域おこし協力隊となり、同市東和地域の魅力発信に取り組む。地域をもっと多くの人に知ってもらいたいと、仕事を離れてもアイデアを出し合う毎日。夫妻のタッグで東和の観光に新しい魅力が生まれそうだ。
共に関東の企業に勤め、2016(平成28)年に龍馬さんが白河市、史子さんが仙台市に転勤になった際、知人の紹介で知り合った。本県での生活が水に合うと感じた龍馬さん、自然豊かな場所で暮らしたいと望む史子さんは結婚を考えるようになり、農業など自然の中で穏やかに暮らせる移住先を本県などで探した。
そんな時、東和地域の協力隊員と、市の担当者から話を聞く機会があった。移住者が多く、移り住みやすい環境があると感じた2人は東和への移住を決意。併せて協力隊の活動も知り昨年、隊員となった。
龍馬さんは東和観光協会で主に会員制交流サイト(SNS)を活用した魅力発信、史子さんはNPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会に所属し、グリーンツーリズムの推進策を担当する。農家民宿を営む農家らを巡り、地域を知ることを優先に活動して半年余り。2人で出し合ったアイデアが間もなく事業化されるところまで来た。
「会う人がみんな地域を良くしたいと思い、地域のつながりを重視して取り組んでいるところが東和の魅力」と龍馬さん。そんな東和に骨をうずめる覚悟と言い、生計を立てられる仕事探しも進める。「まずは2人で協力して協力隊の仕事を続ける中で東和を知る人が増え、地域が元気になれば」と意欲的に活動に取り組んでいる。
からの記事と詳細 ( 東和盛り上げへ、協力隊の夫婦二人三脚 SNS活用、農家民宿推進 - 福島民友 )
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